「母親学級や両親学級に行かなきゃとは思うけど、コミュ障だから不安」と言う声をよく聞きます。
私も同じ!参加するまで不安でしかたがなかった!
でも、子供のためにも自分のためにも1回は行かないとな・・・と思って両親学級に参加しました。
終わったあと夫婦で言いあった感想は、
「行って良かった!」
でした!
同じように不安な方向けにどのような雰囲気だったかをご紹介します。
両親学級、母親学級とは?
両親学級、母親学級とは「妊娠、出産、子育てに関するセミナー」です。
最近ではプレパパ・プレママセミナー、マタニティスクールなんて呼ぶこともあります。
座って話を聞くだけの場合もあれば、オムツ替えの体験などの実技やご近所さんとの交流が行われることもあります。
この両親学級や母親学級ですが、市区町村が主催するもの、病院が主催するもの、企業が主催するものなど種類があります。
市区町村が主催
お住まいの自治体が主催するものです。
交流タイムがあるケースが多いようです。
産後に母親が孤立しないように近所の人と繋がりを作ろうという主旨かと思いますが、交流怖いって思っちゃいますよね。
私は川崎市が主催の交流ありの両親学級に行きました。感想は記事の後半で紹介します!
病院が主催
出産予定の産院や健診に通っている産婦人科で受けるタイプです。
交流はあったり、無かったり。病院の方針次第です。
○○学級とは言うものの内容は入院の案内であることもあります。できる限り参加するのがベターかと思います。
ちなみに、私が出産予定の産院では母親学級が2回あり、2回目の方は入院に関する案内なので必ず出てくださいと言われました。
企業が主催
ベビー用品メーカーなどが主催するタイプです。
赤ちゃんとの過ごし方だけでなく、グッズの選び方なども教えてくれるのが特徴です。
人気のセミナーはなかなか当たりません。コンビのマタニティスクールは3回も応募しましたが全てハズレました。。
その他の団体が主催
公益社団法人などの団体が主催しているものです。
ざっと見た限り交流等はなさそうです。
ワーキングマザー向け両親学級に参加
私が参加した両親学級は川崎市中原区が主催のもです。
「ワーキングマザーのための妊娠・出産・子育て講座」と題して、両親学級の内容+働く女性の過ごし方について教えていただく講座でした。
川崎市が普段2日間で行っている両親学級の内容から一部をピックアップして実施しているとのことでした。
両親学級のテキスト。妊娠中〜新生児の子育てまでの内容です。
参加者は100人近くいたと思います。8割以上の方が両親揃っての参加でした。
この日のプログラム
以下の内容でした。それぞれ簡単に感想を書いていきますね。
- 働く女性の妊娠・出産・産後の過ごし方につい
- 地域支援情報の紹介
- 体験タイム(オムツ替え、抱っこ紐つけ比べ、男性の妊婦体験)
- 交流タイム
- 保育園を利用した子育てについて
- 絵本の読み聞かせ体験
働く女性の妊娠・出産・産後の過ごし方について
助産師の方の講演です。
赤ちゃんがお腹の中でどのように成長していくか、産前産後の女性の身体にどのようなことが起きるのか、パートナーはどう支えていくのが良いかといった話でした。
生後2~3ヶ月の赤ちゃんがいる家庭の24時間の様子は壮絶でしたね〜。
2〜3時間おきに授乳とオムツ替えをしている図が渡されたのですが、それを見てあまりの休みの無さに夫も驚いたようでした。夫は赤ちゃんはずっと寝ているものだと思っていたそうです。同じように考えている男性も多いのでは?
この講演を聞いて出産の大変さを再認識した夫は、育休をとることに前向きになってくれました。よかったよかった。
地域支援情報の紹介
どのような施設があるかのざっくりした説明でした。細かい内容はWebサイトに載っているようです。
全く何も知らない状態だと、いざWebで調べようにも検索ワードすら思いつかないので説明を聞いといて良かったなと思いました。
体験タイム
はじめに説明を受け、3種類の体験コーナーを回るスタイルでした。
赤ちゃんのオムツと肌着の交換
助産師さんに隣でアドバイスをいただきながらオムツと肌着の交換をしました。助産師さんが横で褒めてくれるので夫も得意顔でやっていました。
妊婦体験
男性のお腹に重りを付けて妊娠中の重さを体験してもらうコーナーでした。
寝転がってから起きる時の身体の重さや足ものとの見えなさにビックリされている方が多かったです。
抱っこ紐の着け比べ
4種類ほど置いてある抱っこ紐をつけ比べて違いを体験しました。
確か、エルゴ、ベビービョルン、スリング、あと日本メーカーのものが1種類あったかな?
以下のものを試着しました。
私はお腹が大きくて着けにくかったので夫にみてもらいました。エルゴが腰のサポート感があり良いと言っておりました。
交流タイム
ドキドキする時間きました。
まずは住まいが近い人たちでグループを作りました(勝手に作るのではなく指示があります)。
グループ内で自己紹介と簡単な雑談をしました。
雑談のテーマを与えられていたので会話に詰まることは無く、終始なごやかに進みました。近所にあるお店情報なんかが多かったかな?
司会の方が「せっかくのご近所さんです。情報交換ができるように連絡先を交換しましょう」と言うのでLINE交換をして交流タイムは終了です。
保育園を利用した子育てについて
保育園を利用する上での親としての心構えや子供のとの接し方の話です。保活の話は無いです。
メンタル的な話の前にそもそも保育園に入れないと困るのだけど・・・と思ってしまい素直に聞けませんでした。。
絵本の読み聞かせ体験
ボランティアで読み聞かせをやっている方が1冊読んでくださいました。
参加者は皆リラックスした様子で聞いていました。というかプログラムの最後だからみなさん疲れていたのかも(笑)
以上、長くなりましたがこんな感じでした。
参加前はちょっと面倒だなと思っていた交流も、普段なかなか話す機会の無い妊娠中の方と色々と話せて楽しかったです。
何より、夫の育児に対する考え方が積極的になったので参加して良かったと思いました。