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【川崎市で保活】認可?認可外?保育園の種類をまとめてみた

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2020年4月入園を目指して保育園情報を調べています!

川崎市の保育園の種類が正直わかりにくいので整理してみました。

保育園の種類一覧

川崎市のWebサイトの保育園の探し方のページ区役所で聞いてきた話をもとに整理してみました。

<川崎市の保育園の種類一覧>
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※スマホだと見づらいかもしれません。拡大して見てくださいね。
 

見てわかる通り、ややこしいです。

認可、認可外ごとに違いをそれぞれ見ていきたいと思います。  

 

認可保育園と認可外保育園の違い

認可保育園とは、国の定める基準を満たし、都道府県知事から認可を受けた施設のことです。

ここでは押さえておきたい大きな2つの違いについて説明します。

ポイント1:保育料の決め方

保育料の決め方は以下の2種類にわかれます。

  • 認可:保育料は世帯年収によって決まる
  • 認可外:各保育園が独自に決める

認可保育園は自治体が世帯年収ごとに保育料を決めています。保育料については川崎市のページに料金表が載っています。

川崎市:認可保育所等の利用者負担額(保育料)

さらに、2019年10月より保育の無償化がはじまります。認可保育園に預けている場合、3〜5歳児は保育料が無料です。

無償化は開始前なのでどう転ぶか不透明な部分もあります。定期的に新たな動きがないかニュースをチェックすると良いと思います。

 

一方、認可外。

こちらは保育園ごとに保育料を決めています。

月20万円近くかかる園内では英語オンリーのインターナショナル保育園もあれば、5万円台の保育園もあります。

認可外のなかでも川崎市の認定を受けた川崎認定保育園の場合は世帯年収と園児の年齢に応じた補助金(月5千円〜2万円)がいただけます。

ただし、2019年10月に迫った消費税の増税や先述の保育園無償化などにより補助金の額は変更になるかもしれないと区役所の方は仰っていました。

ポイント2:入園の申込みと選考方法

<入園の申込みと選考方法>

  • 認可:11月ごろに希望する保育園を書いた書類を区役所へ提出する。利用調整基準をもとに選考される。
  • 認可外:各園個別に申し込む、時期はバラバラ。選考は各園が独自に判断する。先着順、抽選、面接など。

認可保育園の入園選考は利用調整基準に基づき川崎市が行います。

申込みは区役所に希望園を書いて申請します。基準点が高い家庭から内定者が決まっていきます。

川崎市:認可保育所の入所選考の方法について知りたい。

基準点は自治体によって異なります。都内も区ごとに違う利用調整基準が使われていますし、お隣の横浜市とも違いますのでご注意ください。 

川崎市の利用調整基準についてはこちらで説明しています。

 

認可外は各園個別の申込みです。時期もバラバラで、選考方法も先着順、抽選、面接など様々。先着順もあるので認可外は早めに情報収集が必要となります。 

ここまでのまとめ
  • 認可の保育料は世帯年収で決まる。入園の選考は利用調整基準をもとに行われる。
  • 認可外の保育料は各園が独自に決める。選考方法もバラバラ、先着順、抽選、面接など。

他にも園児あたりの保育士の数が認可の方が多いなどもありますが、今回は保活をする上で押さえておきたいポイントに絞ってご紹介しました。

認可保育園の種類

認可保育園は冒頭の一覧のサーモンピンクの部分です。

<認可保育園の種類>

  1. 認可保育所
  2. 認定こども園(保育所部分)
  3. 地域型保育事業
    ・小規模保育
    ・家庭的保育
    ・事業所内保育

認可保育園には種類があるけど何が違うの?

ざっくりと説明していきますね!

認可保育所

一般的に想像する保育園だと思ってください。

規模としては30名〜200名です。5歳まで面倒をみてもらえます。

認定こども園

幼稚園と保育園が合体した施設です。

こちらも5歳まで面倒をみてもらえます。

認定こども園の中にも細かい区分がありますが、記事がとても長くなるので割愛します。

地域型保育事業

先述の認可保育所や認定こども園より小規模な施設です。

全ての施設が2歳までの保育なので、3歳になったら転園が必要となります。

川崎市の場合は、転園時に改めて保活をする必要はなく、提携園に優先的に入園できるようになっています。

 

認可外保育園の種類

認可外保育園は冒頭の一覧のブルーの部分です。

<認可外保育園の種類>

  1. 川崎認定保育園
  2. おなかま保育室
  3. その他
    ・企業主導型保育事業
    ・地域保育園

認可外保育園にも種類があるけど何が違うの?

こちらもざっくりと説明していきます。

川崎認定保育園

こちらは川崎市の認定を受けた保育園です。

認可では無いものの、川崎市がチェックをしているのである程度の質は保証されていると考えて良いと思います。

園によって異なりますが、5歳まで面倒をみていただけます。

認可と認可外の違いの項目でもお伝えしましたが、川崎認定保育園の場合は世帯年収と園児の年齢に応じた補助金(月5千円〜2万円)が出ます。

保育料は各保育園が独自に決めています。年収が高い世帯は、保育料から補助金を差し引くと認可園に入るよりも安くなる場合もあります。この辺りの制度を上手く使いたいものですね。

おなかま保育室

認可保育園に落選した人たちが申し込める施設です。

待機児童解消を目的に川崎市が独自に行っている事業です。市の運営ということで、保育料は認可保育園と同じです。選考方法も認可と同じです、利用調整基準で選考されます。

こちらは3歳未満が対象となります。

その他:企業主導型保育事業

特定の企業が従業員を対象として作った保育園です。

従業員がメインではありますが、地域枠があるためそちらで入園することができます。

企業主導型には国から施設へ補助金が入っているので、川崎認定保育園と同じくらいの保険料のようです。

その他:地域保育園

今まで紹介してきた保育園のどれにも属さない園です。

現在は地域保育園の中でも認定保育園に変わる予定の園もあるので、今後認定や認可になる予定があるかを含めてチェックすると良いと思います。 

長くなりましたが、以上です。少しでもお役に立てれば嬉しいです!

 

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